あなたの牧者はみな、風に追い立てられ、 あなたの愛する者は捕え移される。 その時、あなたは自分のもろもろの悪のために、 恥じ、うろたえる。
その羊の群れを捨てる愚かな牧者はわざわいだ。 どうか、つるぎがその腕を撃ち、 その右の目を撃つように。 その腕は全く衰え、 その右の目は全く見えなくなるように」。
たとい彼は葦のように栄えても、 東風が吹いて来る。 主の風が荒野から吹き起る。 これがためにその源はかれ、その泉はかわく。 それはすべての尊い物の宝庫をかすめ奪う。
多くの牧者たちはわたしのぶどう畑を滅ぼし、 わたしの地を踏み荒した。 わたしの麗しい地を荒れた野にした。
牧者は愚かであって、 主に問うことをしないからである。 それゆえ彼らは栄えることもなく、 その群れはみな散り去っている。
しかし主は強い勇士のように わたしと共におられる。 それゆえ、わたしに迫りくる者はつまずき、 わたしに打ち勝つことはできない。 彼らは、なし遂げることができなくて、 大いに恥をかく。 その恥は、いつまでも忘れられることはない。
われわれはみな汚れた人のようになり、 われわれの正しい行いは、 ことごとく汚れた衣のようである。 われわれはみな木の葉のように枯れ、 われわれの不義は風のようにわれわれを吹き去る。
わたしは一か月に牧者三人を滅ぼした。わたしは彼らに、がまんしきれなくなったが、彼らもまた、わたしを忌みきらった。
風はその翼に彼らを包んだ。 彼らはその祭壇のゆえに恥を受ける。
あなたはまた両手を頭に置いて、そこから出て来る。 主があなたの頼みとする者どもを捨てられたので、 あなたは彼らによって栄えることがないからだ。
祭司たちは、 『主はどこにおられるか』と言わなかった。 律法を扱う者たちはわたしを知らず、 つかさたちはわたしにそむき、 預言者たちはバアルによって預言し、 益なき者に従って行った。
それゆえ、主なる神はこう言われる、 「見よ、わがしもべたちは食べる、 しかし、あなたがたは飢える。 見よ、わがしもべたちは飲む、 しかし、あなたがたはかわく。 見よ、わがしもべたちは喜ぶ、 しかし、あなたがたは恥じる。
ああ、荒された女よ、あなたが紅の着物をき、 金の飾りで身をよそおい、 目を塗って大きくするのは、なんのためか。 あなたが美しくしても、むだである。 あなたの恋人らはあなたを卑しめ、 あなたの命を求めている。
預言者らは風となり、彼らのうちに言葉はない。 彼らはこのようになる』と」。
主は言われる、彼らが怒らせるのはわたしなのか。自分たち自身ではないのか。そして自らうろたえている。
あなたの愛する者は皆あなたを忘れて あなたの事を心に留めない。 それは、あなたのとがが多く、 あなたの罪がはなはだしいので、 わたしがあだを撃つようにあなたを撃ち、 残忍な敵のように懲らしたからだ。
エフライムはひねもす風を牧し、 東風を追い、 偽りと暴虐とを増し加え、 アッスリヤと取引をなし、 油をエジプトに送った。
あなたはなぜ軽々しくさまよって、 その道を変えようとするのか。 あなたはアッスリヤに、はずかしめを受けたように、 エジプトにもまた、はずかしめを受ける。